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旧作DVDレンタルしたら大当たり~

名作アニメ掘り返し~ww 

「HIGHLANDER ハイランダー~ディレクターズカット版~」(2008年/マッドハウス・川尻善昭監督)
 ★★★☆☆

巨大ウリ坊の恐怖(?)「レイザーバック」を創りだした鬼才・・・
あのラッセル・マルケイ監督が放つSFアクションがジャパニメーションになっていたのですね・・・全く知らなかったorz
不死戦士の時代を超えた戦いを描いた「ハイランダー」が川尻善昭監督の手にかかるとこうなるのか・・・

highlander02.jpg

正直なところ「アニマトリックス」「ヴァンパイアハンターD」の焼き直しに過ぎないのが残念だし、川尻作品をすでに観てしまっていたら、こんなもんかという印象。でもこの作品を最初に観たなら、驚きを感じる出来ではある。

まあ、ボンテージ美女がエロティックな攻撃を繰り出してくるあたりはいつもものことながら気持ちいいww 
見方によっては、一世を風靡した出崎統監督の遠い親戚のような作風かもなぁ。

ちなみに小栗旬の声優としての演技力はイマイチ。
脇を固めている人たちが超一流なだけに可哀想な声優デビューかもしれない。
だって、山寺宏一、朴璐美、林原めぐみのほかに大ベテランの富田耕生までいるんだよ。
そういう意味では、ハウルの時のキムタクは上手かったなぁ・・・



「電脳コイル」(2007年/NHK/原作脚本監督:磯光雄)
 ★★★★★MAX

これぞ21世紀ジュブナイルSFの決定版。
子供も大人も楽しめるという意味では宮崎作品に近いのかもしれない。
ヴァーチャルリアリティが生活に溶け込んだ近未来が舞台で、小学生たちが成長する姿を描いています。

最近じゃ「夏目友人帳」「シュタインズゲート」なんて面白い作品が続々出てるけど、この「電脳コイル」が相手ではちょっと分が悪いでしょうね~

未来の子供たちが手にするオモチャ「電脳メガネ」「メガネビーム」「電脳ペット」「メタバグ」「キラバグ」のほか「電脳駄菓子屋」なんていうお店まで出てきたり・・・未来世界のコンピュータ技術と昔懐かしいメンコやカード遊びが融合したアイテムが次々登場するのが、ホント楽しい。
そして、「トイレの花子さん」的な都市伝説まで絡んで・・・

いつの時代も変わらない子供たちの世界がリアルに絡んでくる所が最高♪

その中でも、12話「ダイチ、発毛ス」13話「最後の首長竜」はかなり深イイ話です。ま、ウルトラセブンで言うところの「ノンマルトの使者」ですね~(古ッ)

もう4年も前の作品なんだけど、観てなかった自分が恨めしいww

お笑い、ドタバタ、怪談といった子供たちをTVの前に釘付けにする面白さと・・・重厚なサスペンス、忘れかけていた無垢な子供心、初恋話など大人の心の間隙を突くエッセンスに彩られた珠玉のストーリーたち。

いつか実写で観たい作品ですね~。感動です!!!

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追記。ぶちゃいくデンスケ・・・カワユ~ス♪





これは観なけりゃヤヴァイ~「第9地区」

ヤヴァイよ。ヤヴァイよ~www

え?何がヤヴァイかって?

それは「攻殻機動隊3D」を完全に見逃したことではなく・・・(汗)、映画「第9地区」を見逃していたことだよー。

いわゆる近未来SFなんだけど、久々に予想をはるかに超えた設定と結末。そして、完璧なドキュメンタリータッチで近未来を描くというセンスの良さ。これは・・・マジで観なけりゃだめだ!!!

第9地区
映画「第9地区」ニール・ブロムカンプ監督作品(2009年/日本公開2010年)

なんと、南アフリカ共和国のヨハネスブルク上空に巨大宇宙船が出現しちゃうんだけど、宇宙船が故障してしまったせいで巨大な船体は上空に浮かんだまま、自分の星に帰れなくなってしまう。
そんな訳で、乗船していた何十万人にも及ぶエビ型宇宙人たちは地上の「第9地区」に隔離され難民として地球人と共存することになってしまうという荒唐無稽なストーリー。

こんなB級映画の設定に惹かれて観たんだけど、文句なしに面白いw
何が面白いかって・・・それは観なけりゃわかんないというのが実直な感想。いや、感想を言っちゃうとこれから観るあなたのためにならないってことww

まあ、一つ感心したのは、「差別」を扱っているということかな。
ヨハネスブルグを舞台にすることで、アパルトヘイトを髣髴とさせる隠し味が効いているって感じ。それはやはり、ロード・オブ・ザ・リングのピーター・ジャクソンが製作というのもあって、そういった設定作りはブロムカンプ監督共々なかなか鋭いよ。まあ、アカデミー賞にノミネートされるほどの映画かどうかは疑問だけど。

そうそう、エビ型モビルスーツ(パワードスーツ)が大活躍するんで・・・ああ、調子に乗ると、やっぱりネタバレwww

さあ、今日はスケベなサイトを検索してる場合じゃないのよ~~~~。今すぐ、TUTAYAでレンタルよ♪ブルーレイなら申し分なく楽しめるぞー。



もう、しばらくエビ食べられないよ(爆)。


おまけ。「Alive in Joburg」・・・第9地区の元となった短編自主映画






DVDで変態映画三昧♪

かつての女装子の聖地、上野オークラ劇場が新しくなって、今は皆様どうしているんでしょう。そんなオークラ劇場で現在この映画が公開されているらしい。


『妖女伝説セイレーンXXX~魔性の悦楽~』(芦塚慎太郎監督/新東宝・2010年製作)

パッケージを見たら新東宝製作だし、どうみても超B級の匂いがプンプンしてる・・・だから、ほとんど期待しないでDVDを観たのです。いや、あのね、お金がかかっていない割りに、それでも「GONIN」「花と蛇2」の石井隆監督を髣髴とさせる演出や映像がなかなか良いし、破滅に向かって走っていく男の心情に思わず同化!?意外な所で傑作発見です♪

性交することで男の精を吸い尽くし、永遠の若さを保っている女・セイレーンが、地方の港町に現れ、次々と男を殺していくというだけの話なんだけど、最後は見事に純愛物語に昇華されていました。

主演のまりかちゃんも良かったよーw
見た目、芸能人にしては普通だし、グラビア系としてもそれ程目を引くような子じゃないんだけど、濡れ場を演じさせるとなかなか良いのよ。エロティックな表情とか自分の見せ方を知ってるっていうか・・・うーん、これは実に末恐ろしい才能です。

できれば、劇場で観たかったけど・・・スケベな叔父様に痴漢されるの覚悟で行かなきゃいけないwww

さあ、スケベな叔父様といえば、お次はコチラ~~~♪
変態タランティーノ、ココに極まれり!!!
劇場で観逃しちゃってたんですけど、渋谷のDVD屋で980円でゲットしましたー(嬉々)。


『デス・プルーフ』(クエンティン・タランティーノ監督/アメリカ・2007年製作)

全国の足フェチの皆さん・・・
お待たせしました♪さすが本家変態監督・・・カーアクションだとか言っときながら、ずっと女の子の生足ばっかり撮影しているエロムービー。早くカーチェイスを見せろって感じなんですけどwww
でも、見せてくれるはずが無いじゃないっすか。敵は本物のオナニストなんですから。自分がオナニーできる映画しか撮らないクールさは今回も大爆発。

あばずれ女のどうでもいいガールズトークを聞きながら、生脚をガンガン見せまくるという恐ろしい演出に脳が麻痺すること必至。もちろん、お尻も60~70年代の懐メロロックに乗ってセクシーに振りまくりよん。



何しろ、あのカート・ラッセルが、若い女の足の裏の匂いを嗅ぐという前代未聞のシーンを大公開。中年の変態親父ぶりを怪演してるので、ねちっこい変態叔父様好きにはたまらない内容となっておりますwww

そして、やっと出てくるカーチェイスは、タランティーノが最後に気持ち良くイクために用意されているに過ぎない。まるで、ファックシーンのようなカーチェイス。
何しろ、名作「バニシングポイント」に登場する白いダッジ・チャレンジャーを女体に見立て、それを襲う下品に汚した黒い車を自身のペニスに見立てているところが恐ろしいw

ラストシーンは、監督本人の変態さ加減がわかってしまいます。日本が誇る変態監督・三池崇史様が「自己中サド」なら、タランティーノ様は「超・エゴマゾ」で御座いますwww

この映画で、イケるか、イケないかは・・・貴方次第♪






変態監督ここにあり!!!

5分に一度、悪趣味と変態が交差する暗黒のジェットコースタームービー、久々にキター!

龍馬伝で大活躍した半平太俳優に「殺し屋1」で覗きオナニーさせた男・・・

保毛尾田保毛男<ホモオダホモオ>に「スキヤキウエスタン・ジャンゴ」でイケメン伊勢谷を襲わせた男・・・

そして、今回、その伊勢谷友介を誰専に仕立て上げ、岸部一徳をバックで犯させた男・・・

その名は、変態映画監督・三池崇史様、その人なのだ!!!www


映画「十三人の刺客」(三池崇史監督/東宝・2010年製作)観てきましたー。

映画の感想・・・平和な世の中に飽きた武士道に殉じたい野郎共が気持ち良くイキたいがために殺し合うという変態チャンバラ映画♪

簡単に言えば、武士道を貫きたいが、死に場所が見つけられない武士たちが、欲望の赴くままに権力と暴力と性欲を撒き散らす次期将軍候補を討つという話。
カッコ良く死んで気持ち良くイキたい13人 VS 変態サイコ暴君と忠義と言う名のマゾヒズムに酔った300人の奴隷侍。さすが三池様でございます。またまたやって下さいました。この方ほど業の深いお方は他にいないと思うわー。

まずは、手足と舌を切られ人犬と化したセックス奴隷が序盤で全裸で登場した瞬間・・・オエーッ!
この方は、ホントに女が嫌いなんだと思うんです。いつもの事ながら、三池様は女が出た途端に必ず暴力を振るって痛めつけようと躍起になられるんです(怖ッ)。たぶんそうやって女を支配したいのだと察します。女は愛する対象ではなく、支配するものなのだと言わんばかりの傍若無人ぶりでございます。

このようなゲテモノ映画にテレビ局もお金を出して、ヴェネチアまで連れて行くのですから、私としてはそちらの方が恐ろしゅうございます(爆)。

名作時代劇を期待された皆様、そのような期待はすぐにお捨て願います。そんなゆる~い気持ちでスクリーンの前にお座りになったら酷い目に合わされますので、どうぞご注意下さいませ。なぜなら観客はマゾ・・・映画が始まったら最後・・・三池ご主人様の調教タイムなのですから・・・

同性愛者の美青年に刺されて死んだイタリアの鬼才パゾリーニさへも上品に感じられる・・・そんな三池様は、きっと良い死に方はできないと思われます♪

追記。三池様のドS演出、何するものぞ・・・ベテラン勢の演技が凄過ぎます。そんな訳でオジサマ好きの方必見の映画になっております。平様の枯れた渋い演技と役所様と市村様の熱い対決に心奪われ、松方様の芸術的な剣裁きに見惚れたければ、劇場に直行よ!






七瀬ふたたび

その内、写真はアップするとして間が開いちゃったんで、久々に映画の感想でもw

「七瀬ふたたび」★★★★☆【筒井康隆原作/小中和哉監督 2010年製作】

七瀬ふたたび

行ってキター♪ そう、昨日観たばかりなんですよwww
元々筒井康隆の七瀬3部作(「家族八景」「七瀬ふたたび」「エディプスの恋人」)が大好きで、七瀬のような女性に生まれたかった私です。
そんな憧れの七瀬が帰ってきました^▽^)b

人の心を読む能力を持つクールビューティ。でも、その心の内面は仲間を思う愛と母性に満ちた女神・・・そんな彼女の登場する小説に少年時代に恋をし、その七瀬という理想の女性像は、自分自身の内面に女性の心を生み出し、さらには融合を果たし、私の内面の写し身となっていると思います。

実はそんな経緯もあって、私がWEB上で公開した自主小説「女帝アスカム」にも、彼女をモデルにした登場人物を描いていまーす。よかったら、読んでみて下さいねw

今回の七瀬は、プロローグをしょこたんが監督するというプロモーションがあったりとなかなか面白い趣向が見えて楽しかった。そのプロローグでは、主演の芦名星のセクシーな肢体の他、過去にNHKで初代七瀬(「家族八景」)を演じた多岐川裕美さんが、七瀬の母親役で熟女の色気をびんびん発するなどなかなか古い七瀬ファンにも美味しいつくり。しょこたんが何処まで演出しているかはともかく、主演の芦名星演じる火田七瀬の過去が語られるショートムービーで掴みはオッケー♪

もう2~3年前になるのでしょうか・・・蓮佛美沙子主演で、やはりNHKで「七瀬ふたたび」が放映されていましたけど、やはりテレビドラマの限界というか・・・大衆向けの平凡な演出で七瀬本来の魅力は半減していました。でも今回の映画は筒井康隆の小説がそのまま映像になったかのような素晴らしい出来でした。芦名星演じる七瀬も今までの七瀬で一番原作に近いイメージ・・・というか七瀬そのもの。

若干VFXに低予算な感じが見え隠れしてたけど、ソフトバンクCMで犬の息子役を演じたカーヴァー君が役者として意外な才能を見せたり、前田愛ちゃんが脇役でヤリマン女を演じる他、元青春スター(汗)吉田栄作が悪役を快演するなど、役者陣のがんばりはかなりのもの。

最後のSFならではの大どんでん返しもなかなか良かったぁ♪NHKで放映された蓮佛版七瀬の悲しすぎるエンディングよりも断然納得!!!NHKには金を払わなくて良し(爆)。

2日から公開されているんだけど、今後のDVD販売がメインの興行らしく、たった1週間の公開なので観たいなーと思った方はとりあえず劇場へ急げ~~~(嬉々)。






プロフィール

サオリーナ

Author:サオリーナ
ちす♪ 佐緒里です^▽^)b
オトコに生まれたけれど・・・
御主人様と出会ってすっかりオンナに育てられてしまいました。
愛さへあれば・・・変態でもイイじゃん♪

2003年よりWEBSITE「佐緒里のラヴトピア」<2010年終了>を立ち上げ、それ以来ネットの海を漂っています。

当ブログ・リンクより「画像も貼れるけど語り場的BBS」に跳べます。 コチラの掲示板では楽しく時にはHに語り合いましょ。

※カテゴリ・リンク「マイポートレート・ギャラリー」は私の女装&フェティッシュ写真集となっております。

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