「芋虫とカテーテル」 其の壱。
暗闇のリビング。
たった一つの電球がぼんやりと私を照らす。
しかし、その光を感じられるのは電球の発する熱による感覚だけだ。
今の私に視覚は許されていない。
先程までは綺麗に着飾り化粧も施し、黒い網タイツに包まれた脚線を自ら眺め、ナルシズムの泉を漂っていた私。そう、本来自分が男の性を授かったことなど、すっかり忘れて・・・私はその時、ひとりの女性として喜びを感じていた。
しかし、私の本質は「人」であって「人」でないもの。女の形を模した人形に過ぎない。私はこれから、自らの意思を持たぬ人形として、完全に自由を奪われる身なのだ。
美しい服も下着も剥ぎ取られ全裸に剥かれ、私は一瞬、恥ずかしい生の自分を感じさせられる。しかし、すぐ様、手も脚も緊縛の縄化粧を施され人形というより寧ろ「芋虫」の様に床に転がされる。
そう、私は御主人様の「オモチャ」なのだ。美しく着飾っても、気まぐれにその美しさを剥ぎ取られても、常に私は御主人様の所有物であり「オモチャ」なのだ。
不意に髪を掴まれ身体をそのまま引きずり上げるように起こされると、リップの剥げかかった私の唇にまだ勃起もしていない柔らかなままのディックを頬張らされた。力強く両の手で頭を固定し、御主人様は私の頭をまるでオナホールのように腰を動かしながら使い始めた。
柔らかなディックは、次第に生気を増し硬さを取り戻していく。
私の唇の中は溶鉱炉のように熱を帯び、まるでマグマのようだ。
「ああ、お前の唇で俺のモノが溶けてしまいそうだ。」
御主人様はそういうとわざと乱暴に腰を打ち付けるように動かした。
喉の奥まで犯され、胃液を吐きながら・・・私は何故かとても幸せな気持ちだ。それが何故なのかと問われれば、言葉では表せない御主人様の生の感情を脳髄に直接打ち込まれているように感じるからだと私は答えるだろう。
そう、コレはMASTER<S>とSLAVE<M>を繋ぐ愛にも似た信頼の絆なのかもしれない。
~続く~
たった一つの電球がぼんやりと私を照らす。
しかし、その光を感じられるのは電球の発する熱による感覚だけだ。
今の私に視覚は許されていない。
先程までは綺麗に着飾り化粧も施し、黒い網タイツに包まれた脚線を自ら眺め、ナルシズムの泉を漂っていた私。そう、本来自分が男の性を授かったことなど、すっかり忘れて・・・私はその時、ひとりの女性として喜びを感じていた。
しかし、私の本質は「人」であって「人」でないもの。女の形を模した人形に過ぎない。私はこれから、自らの意思を持たぬ人形として、完全に自由を奪われる身なのだ。
美しい服も下着も剥ぎ取られ全裸に剥かれ、私は一瞬、恥ずかしい生の自分を感じさせられる。しかし、すぐ様、手も脚も緊縛の縄化粧を施され人形というより寧ろ「芋虫」の様に床に転がされる。
そう、私は御主人様の「オモチャ」なのだ。美しく着飾っても、気まぐれにその美しさを剥ぎ取られても、常に私は御主人様の所有物であり「オモチャ」なのだ。
不意に髪を掴まれ身体をそのまま引きずり上げるように起こされると、リップの剥げかかった私の唇にまだ勃起もしていない柔らかなままのディックを頬張らされた。力強く両の手で頭を固定し、御主人様は私の頭をまるでオナホールのように腰を動かしながら使い始めた。
柔らかなディックは、次第に生気を増し硬さを取り戻していく。
私の唇の中は溶鉱炉のように熱を帯び、まるでマグマのようだ。
「ああ、お前の唇で俺のモノが溶けてしまいそうだ。」
御主人様はそういうとわざと乱暴に腰を打ち付けるように動かした。
喉の奥まで犯され、胃液を吐きながら・・・私は何故かとても幸せな気持ちだ。それが何故なのかと問われれば、言葉では表せない御主人様の生の感情を脳髄に直接打ち込まれているように感じるからだと私は答えるだろう。
そう、コレはMASTER<S>とSLAVE<M>を繋ぐ愛にも似た信頼の絆なのかもしれない。
~続く~