サオリーナのLOVETOPIA　　　ルナティック・ラヴ

ＪＳＫ（女装子）パトロールがついに復活の運び・・・おめでとうございます！！！

ＪＳＫは、数年前にエンドウヘイキチさんが管理人を務める女装子収集ブログとして登場。管理人がネットの海で見つけ出した女装者に対する深い愛情。そして、その「女装美」に対する執着心が、私はホント大好きでした！！！（嬉々）

実は、このエンドウヘイキチってＨＮは、彼が少年時代に読み漁った江戸川乱歩の「怪人二十面相」の本名からとっているんだよね。美しい宝石を見つけては、そのすべてを手中に収めようとする二十面相と、美しい女装子を求めさすらうヘイキチさんのイメージが二重にダブって、実にナイスなネーミングです♪

私は乱歩作品の闇の部分と私たち女装者の心の闇の部分には何か共通性があると思うんだけど・・・どうでしょうか？？？

ヘイキチさんの場合、そういったマイノリティである女装者を紹介するに当たって、色々と悩むこともあったみたいで、結局、ブログを閉鎖せざる得なくなったんだけど。その閉鎖していたＪＳＫが、かつての形と姿を変えていたとても、復活してくれて・・・私としては、嬉しく、とても感慨深い気持ちで～す（感動）。

ところで話は変わるんだけど、先日のこと。渋谷の本屋で丸尾末広の単行本が何故か一番目立つところに山積みなのだ。いわゆる売れ線ではない諸星大二郎的な芸術的漫画作家である彼の作品群が、「ワンピース」よりも大きく取り扱われているミステイクに・・・私は何だか嬉しくなっちゃって、ついつい一冊、買ってしまったのよ（笑）。それが、昨年、2008年に発行された「パノラマ島綺譚」なんです。



原作は「怪人二十面相」「黒蜥蜴」「Ｄ坂の殺人事件」などでお馴染み・・・ＪＳＫのエンドウヘイキチさんを見事に「女装者収集道」に導いたあの江戸川乱歩。ストーリーは、売れない小説家が、自分と瓜二つの学生時代の親友が死んだことを知り、三重県随一の富豪である彼とすりかわることで自身の書く幻想小説の中で夢想していた「理想の楽園」の建設を実現しようとするというもの。人間の業の深さと大胆で耽美なエロティシズムとの競演が・・・う～ん、素晴らしすぎます♪

で、新ＪＳＫ（パノラマ島）では、アタシをいつ・・・紹介してくれんの？？？（脅迫・・・笑。）
ＪＳＫは、本サイト「ラヴトピア」や当ブログから、リンクしてるんで、興味のある方は遊びに言ってみてネ～♪